【薬剤師はいらない】そう言われる理由と求められる薬剤師になるポイント

こんな悩みにお答えします

こんにちは！ユムと申します！

本記事では

薬剤師はいらないのか？将来性に関して紹介していきます

わたしもDsで管理薬剤師して、いろんな薬剤師と触れ合った経験から執筆しています。

ぜひ最後までご覧ください

薬剤師はいらないと言われる理由

薬剤師がいらないと言われる理由は下記の通り

薬剤師がAIに仕事を取られる

AIにより薬剤師の仕事が取られる可能性があるため「薬剤師はいらない」と言われています。

なぜなら、AIがあれば調剤業務もミスなくこなすことができるから。

具体的にAIに変わる仕事は

• 入力
• ピッキング
• 監査
• 薬剤調製

などなど

つまり調剤業務の対物業務がAIによって変わっていくと考えられているんですよね。

ですので、対人業務のようなコミュニケーションが苦手な薬剤師はAIに置き換えれるので不要になる可能性が高いです。

薬剤師は今後オワコンになっていくのかをまとめた記事が下記です。
【薬剤師はオワコン？】将来性や問題点について現役薬剤師が解説

AIは対人業務が苦手

調剤業務のほとんどがAIに変わりますが、AIが苦手な分野もあります。

それが「対人業務」です。

調剤報酬も年々、対物から対人への加算へ移行しています。

調剤といった対物業務は今後不要になっていくので、これからはコミュニケーションのスキルアップが重要ということです。

薬剤師の仕事内容が知られていないから

薬剤師はいらないと思われる理由には一般的に「薬剤師の業務内容を知られていない」があります。

なぜなら、薬剤師は処方箋を出せばその通りに薬を出すだけの人だと思われているからです。

こうした薬剤師の業務内容をきちんと理解されていないために「薬剤師はいらない」と思われています。

薬を出すだけなら「薬剤師じゃなくてロボットでいいよね」って思われても仕方がないですよね

ネット通販で薬が手軽に入手できるようになった

ネットで薬を簡単に買えるようになったのも大きいです。

ネット通販による薬の需要が増えており、2020年には約10％の薬の販売がネット通販によるものと言われています。

特にコロナ禍では家にいても薬が家に届く通販が重宝されました。

最近ではAmazonが処方箋の取り扱いを始めると言われているため、わざわざ薬局に薬を取りに行く手間がなくなります。

上記によって、「薬局の薬剤師はもういらないよね」と考えられるようになっています。

単純作業が多いから

薬剤師の主な仕事は調剤業務ですが、その仕事が単調でつまらないです。

ですので、薬剤師からしても「いらないんじゃないかな」と感じてしまいます。

流れを簡単にしてしまうと「処方箋もらう→薬を取る→患者に渡す」
ただそれだけです。

たとえば、門前のクリニックが整形外科だと処方内容は痛み止めとシップ、たまにリウマチとかになります。

門前がある薬局だと処方内容に飽きるどころか、処方もいつも通りで自分の成長もできません。

それを何十年と薬剤師は続けるのです。

＞＞【薬剤師はやりがいがない】理由と解決策を紹介します

薬剤師はいらないのか：需要はあり続ける

結論から「薬剤師の需要はなくならない」です。

薬剤師は薬のエキスパートとしての活動出来て、市場でも常に人手不足の状態です。

下記グラフは薬剤師の需要を現しています

グラフから薬剤師の需要が右肩上がりに推移しているのが確認できます。

また、Amazonの薬の通販が出来たとしても中で薬剤師による服薬指導が必須となります。

なぜなら、法律で決められているからです。

上記から薬剤師の需要は尽きないため、薬剤師の職はなくならないと考えられます。

間違った考え：薬剤師であれば一生安泰ではない

薬剤師は需要がなくならないと言いましたが、だからと言って安心していいわけではありません。

薬剤師になれば一生安泰の時代は終わりました。

理由として「AIや機械の自動化によって薬剤師の仕事が減るから」

薬剤師の仕事は患者への服薬指導がメインとなります。

ですので、コミュニケーション力が低い薬剤師は淘汰される可能性があります。

他にも、

• 後期高齢化が今後加速する
• 対人業務の需要が伸びる
• 調剤報酬の改定が続く
• 薬価改定の改定が続く
• 薬局の売り上げが下がりつづける
• 終身雇用の崩壊

と薬剤師にとって逆風が吹いています

ですので、「薬剤師になれたから安心！」とサボっていればすぐにいらないと言われる薬剤師になります。

需要がある薬剤師はコミュニケーションがあり、日々情報をアップデートしている薬剤師だと再認識しておく必要があります。

いらない薬剤師にならないためのポイント：不安や疑問をピックアップする

薬剤師としての不安や疑問をピックアップして理解しておくこともいらないと言われる薬剤師にならないために重要です。

下記の通り

不安①：薬剤師として働き続けるにはどうするべきか

今後薬剤師として働き続けるためには「価値を高める」ことが最も重要。

価値を高めるとはAIにできない力をつけるということ。

具体的には下記の通り

• コミュニケーション力
• 薬剤師としての能力UP
• 会社に貢献できるスキル

コミュニケーション力

コミュニケーション力が重要なのは今更ですよね。

調剤報酬で「対人業務への移行が進んでいる＋AIに変われないスキル」です。

薬剤師は口下手な人が多い職種なので、コミュニケーションが得意になるだけで薬剤師として一つ頭の出た存在になれます

コミュニケーションに関しては下記著書がお勧め。
この本で服薬指導程度のコミュニケーションでは困らなくなりました。

薬剤師としての能力UP

薬剤師としての能力UPと言われても抽象的でわかりにくいですよね。

目に見えて分かるのは資格です。

• 認定薬剤師
• 外来がん治療認定資格

など世の中には薬剤師が取れる資格が多くあります。

簡単に言えば専門性を高めるということですね。

薬剤師資格以外に使える資格を持つことは「一生使える武器」になります。

資格は薬剤師の能力UPに非常におススメです！

会社に貢献できるスキル

会社に貢献できるスキルがあればどこに行っても働けますし、重宝されます。

具体的なスキルだと

• 新規在宅患者の獲得
• かかりつけ薬剤師
• 在宅患者訪問管理指導・療養管理指導

などなど

上記のような普通の薬剤師に取れない加算を自主的に取りに行ける薬剤師は会社に最も恩恵を与えます。

ですので、薬剤師として需要が高まるため「会社に貢献できるスキル」の獲得は非常に重要です。

不安②：薬剤師以外の稼ぐ手段を身に着けるべきか：副業がオススメ

薬剤師としてスキルを上げるのに「不安・出来そうにない」と感じる方は薬剤師以外の手段で稼ぐと良いです。

オススメは副業の「ブログ」です。

ブログは文字を書くだけで記事を量産出来て、その記事は資産となります。

薬剤師は普段からSOAPを書いているので、ブログを書くのに抵抗は少ないと思います。

下記記事が参考になると思いますのでぜひどうぞ

>>薬剤師の稼げる副業ブログの始め方

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不安③：薬剤師として給料を上げるにはどうしたらいいか

薬剤師として給料を上げる最大の方法があります。

それは「転職」です。

あなたが残業も多くて、手取りも少ない、会社の今後も不安と感じるなら、より転職がオススメ。

転職することで仕事も楽になり手取りも増えた薬剤師をドラッグストア勤務中に死ぬほど見てきました。

話を聞くとやはり個人経営に近い薬局の職場環境は劣悪でした。

あなたの今の職場の環境は世間からする普通じゃない可能性もあります。

オススメは薬剤師転職サイトの利用

メリットは以下の通り

• 現時点の薬局事情が知れる
• 転職にかかる時間と労力が減らせる
• 多くの求人数を見れる
• 給与交渉で条件が良くなる
• 職場の内情を調べてくれる

1人ではできないことが多く、メリットだらけなので薬剤転職サイトを利用しないのは損です

オススメは無料で登録できるファルマスタッフです。

あなたに合ったキャリアプランを考えてくれるので、転職のサポートとして素晴らしい働きをしてくれます。

薬剤師の転職関連の記事は下記をご覧ください

薬剤師はいらないに関連したよくある質問

薬剤師になるデメリットは？

• 狭い職場環境なので人間関係が悪くなりやすい
• 薬局しか知らないので世間知らずになりやすい
• 給料が上がらない

といったデメリットがあります

＞＞【薬剤師として働きたくない】実践するべき解決策

薬剤師はどんな人が向いている？

個人的に感じる向いている人は

• 勉強が苦ではない
• 人と接するのが苦手ではない
• 几帳面
• 責任感が強い

ですね。

＞＞【薬剤師はきつい】理由と解決策を紹介

薬剤師の年収は？

年齢によって異なりますが400～800万程度が平均だと言われています

＞＞薬剤師20代の年収の目安は？

＞＞薬剤師30代の年収の目安は？

＞＞薬剤師40代の年収の目安は？

＞＞薬剤師50代の年収の目安は？

薬剤師の年収の上げ方はある？

簡単に上げる方法は2つ

• 副業
• 転職

です。

昇給で給料を上げるのはコスパが悪いので、あまりお勧めしません。

＞＞【年収が低すぎる薬剤師】給料が低い理由と年収アップの方法を解説

まとめ：いらないと言われる薬剤師にならないために身の振り方を考えよう

以上が「薬剤師はいらないと言われる理由」でした。

特に退所・転職するなら決断する前から行動しておきましょう。

最初にするのは薬剤師転職サイトの登録です。

無料で登録できるので、負担がかからず退所・転職活動の1歩目が踏み出せますよ！