・新卒だけどもう薬剤師をやめたい。。。
・どうしたらいいのかな。。。
こんな悩みにお答えします
こんにちは!ユムと申します!
- 薬剤師&ブロガー
- 調剤併設型ドラッグストアで管理薬剤師の経験あり
- 残業月2時間以内のホワイト薬局に勤務中
- 残業月30時間以上で過労の経験あり
本記事では
新卒薬剤師が辞めたいと感じたときの対処法を紹介していきます
本記事を読むことでやめたいと思う理由だけでなく、対処法まで学ぶことができます。
ぜひ最後までご覧ください
こんな不安はありませんか?
- 自分のアピールポイント がわからない
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新卒で薬剤師をやめたいと感じる理由
新卒の薬剤師をなぜ辞めたいと思うときに最も重要なのが「なぜ辞めたいと思うのか」を書きだすことです。
参考にしてください。
ミスを連発してしまう
調剤でのミスを何度もしてしまうと辞めたいと感じてしまいます。
特に調剤薬局やドラッグストアで働いている場合は、立て続けに処方せんが届き、常に動きっぱなしで調剤業務に追われることも珍しくないです。
慌ただしい作業の中で馴れない調剤業務。
やはりミスが発生しやすくなるんですよね。。。
新卒薬剤師はまだ経験が浅いため、計数調剤などの基本業務中にミスが生じることもあります。
忙しい状況だと上司や先輩も余裕がないので、怒られることも。。
上記のミスの連発や上司からの叱責が続くと辞めたいと感じてしまいます。
人間関係
新卒薬剤師がをやめたいと感じる大きな原因は「人間関係」です。
上司や同僚との関係が悪く、パワハラやいじめが存在するなど、職場の雰囲気や人間関係が合わないと感じることがあります。
薬局内は狭いですし、女性の比率が高くなりやすいので、人間関係の悪化はよくあることなんですよね。。。
上司や先輩からの厳しい指導や扱いを受ける場合、自信を喪失したり、プレッシャーを感じたりすることがあります。また、職場内でのいじめや人間関係のトラブルに巻き込まれると、仕事に対する意欲ややる気が失われることもあります。
先輩薬剤師も最初は優しくても、環境とかの影響で急に怖くなったりしますからね。。。
労働環境や人間関係が悪化すると、日常的なストレスが蓄積され、身体的・精神的な健康に影響を及ぼすことも考えられます。このような状況では、自己成長や充実感を得ることが難しくなり、将来のキャリアに対する不安や疑問が生じることもあります。
こうした人間関係で辞めたいと感じたときは。異動を申し出たり転職を考えた方が良いですよ
教育制度が整っていない
教育体制や研修システムの不備は大きなデメリットです。
特に中小の薬局では、教育体制が整っていない場合が多いんですよね。。
新人薬剤師は社会人としても薬剤師としても未経験であり、基礎的な知識やスキルを身につけるための教育が不可欠。
しかし、教育が不十分であったり、研修制度が存在しなかったりすると、自信や安心感を持ちにくくなります。
わたしの知り合いは中小の薬局に行って、研修が全くなかったって言ってました。
大手企業では新人研修制度が整備されているんですが。中小の職場では教育体制がまだ追いついていないことが多いです。
これによって、新卒薬剤師は自分のスキルや知識の不足を感じ、将来の成長やキャリアの展望に不安を抱えることがあります。
新人薬剤師は経験を積むために教育を受ける必要がありますが、研修が不十分な環境ではスキルの向上や専門性の習得が難しくなります。その結果、やる気やモチベーションの低下、成長の停滞を感じることがあり、仕事を辞めようか悩むきっかけになってしまいます。
なので、教育制度が整っていない職場に不満なら、大手の薬局・ドラッグストアへの転職をオススメします!
医薬品やOTCの知識だけでなく、社会人としてのマナーの研修も受けさせてくれますよ!
給料が低い
給料が吹きことで新卒薬剤師でも辞めたいと感じてしまいます。
特に病院薬剤師の昇給が低いことは大きなデメリットとなります。
なぜなら、基本給が低いために昇給率が低くなり、給与面での満足感を得にくくなるからです。
病院薬剤師の昇給は基本給をベースに計算されますが、その昇給率が他の業界や職種に比べて低い傾向があります。
例えば、同じ昇給率でも基本給が低い病院薬剤師と基本給が高いドラッグストア薬剤師を比較すると、昇給額に大きな差が出てきます。
下記の通り。昇給率2%ならば
基本給 | 昇給率2%で計算 | |
---|---|---|
病院 | 227,000円 | 給料:4540円のUP |
ドラッグストア | 355,000円 | 給料:7000円のUP |
このような昇給の差によって、病院薬剤師は給料が低いと感じることがあります。
給与面での不満や将来の収入面での不安が膨らむことで、仕事を続けるモチベーションを失ってしまうこともあるでしょう。
もし薬剤師として働く上で給与が重要な要素であると感じているなら、他の職場や業界での就職を検討することも一つの選択肢です。
すぐに管理薬剤師をやらされる
新卒薬剤師でも大手のドラッグストアや薬局で働いているとすぐに管理薬剤師をやらされる可能性があります。
大手は次々と新店舗を開けるので最初は1人の管理薬剤師が多いんですよね。
わたしの同期も入社半年くらいで管理薬剤師をやらされていました。。。
新卒で管理薬剤師なんて責任感が重すぎて結構しんどいんですよね
新卒で管理薬剤師をやっていると肉体的にも精神的にもつらくなってくるので「辞めたい」と感じてしまいがちです。
残業が多い・勤務地が遠い
平日のプライベート時間がほとんどないのもやめたい原因の一つ。
薬剤師の平均残業時間は【11時間】
いまの職場の残業時間がこれより多ければ、平均より過酷な職場の可能性が高いです。
また、家も勤務地から遠ければ、移動時間もかかるので結構な拘束時間になるんですよね。。。
こうした労働の拘束時間が長いことで辞めたいと感じてしまいます。
>>【のんびり働きたい薬剤師に朗報】オススメの職場や注意点を解説
休みが少ない
大手薬局・ドラッグストアは年中無休のところが多いので、休日の休みが少ないケースがあります。
ですので、休日に急遽出勤を頼まれることも珍しくないんですよね。
とくに最近では変形労働制を導入しているのも問題。
というのも変形労働制によって月に必要な勤務時間を達していれば都合のいい働き方をされます。
たとえば
- 月160時間必要:1日8時間を20日
- 月160時間必要:1日6時間を27日
②の場合だと1日の労働時間を減らされて、働く日数を増やされています。
上記の理由から休みが少なくなるため辞めたいと感じやすくなります。
体力が追いつかない
仕事を辞めようか悩んでいる新卒薬剤師の方にとって、体力の追いつかなさや疲労感は重要な要素です。
特に処方箋枚数の多い職場では、体力的に追いつけないと感じる場面が多くあります。
女性だと体力的な面でより一層疲労感を感じやすくなるんですよね。。。
また、管理薬剤師が病気や体調不良でも仕事を続ける姿勢が見られる場合、休みにくいという空気感が漂うこともあります。
こうなると、自分の健康を守るために必要な休息や休暇を取りづらくなります。
心身共に疲れてしまう状況では、仕事へのモチベーションや満足感が低下し、将来への不安や疑問が生じることもあります。また、女性にとっては体力的な負担が大きく、仕事とプライベートのバランスを取ることが難しくなるかもしれません。
こうした状況に直面した新卒薬剤師は、自分の健康と働き方の調整を重視することが大切です。
無理ならスパッといまの職場を捨てた方がいいです。自分の健康のためにも!
自己の健康と幸福を考えるならば、自身の体力に合った職場や、働きやすい環境を探し、バランスの取れた生活を送ることが重要です。
異動・応援が多い
大手の薬局・ドラッグストアの薬剤師は異動や応援が多いです。
なぜなら、店舗数が多く、次々と新店を開けるので慢性的に薬剤師の人手が不足している状態だからです。
時には引っ越しをやむを得ない異動もあります。
慣れない土地へ何度も異動をさせられると、やはり嫌になってしまいます。
ノルマがキツい
最近は調剤報酬改定が厳しいので薬剤師のノルマがきつくなりつつあるんですよね。
たとえばドラッグストアなら
薬局側のノルマ | ・かかりつけ ・在宅 ・重複投与防止加算・情報提供料 |
物販側のノルマ | ・OTCの販売実数 ・会社のポイントカードの獲得人数 ・各月で変わる化粧品などの販売実数 |
などなど
ノルマは新卒でも関係なく年度の目標に組み込まれます。
>>【薬剤師の目標設定の例】思いつかない時の対処法
上記の理由からノルマがきつくなって新卒薬剤師を辞めたい感じます。
新卒で薬剤師をやめたいときの対処法
新卒で薬剤師をやめたいときの対処法は下記の通り
慣れるまで我慢して働く
仕事を辞めようか悩んでいる新卒薬剤師の方にお伝えしたいのは、馴れと経験によって解決可能な問題もあるということ。
初めての職場で仕事に慣れるまでは、忙しい職場や自身の仕事スピードについていけないと感じることや、ミスをして叱られることもあるかもしれません。
しかし、これらの悩みも経験を積むことや自己学習によって解消できる可能性があります。
新卒薬剤師はまだ社会人としての経験が浅いため、社会人生活に慣れるまで時間がかかることは当たり前です。
その過程で業務に慣れ、スキルを磨くことで職場の忙しさにも対応できるようになるでしょう。自分の仕事スピードが遅く感じる場合も、経験と努力によって改善できる可能性があります。
また、ミスを繰り返して叱られることも新人ならではの経験です。
しかし、ミスから学び、改善することで成長できます。自己学習や上司や先輩からのアドバイスを活かして、次回同じミスを繰り返さないように努力することが重要です。
むしろミスしてもいいのは新人の時だけです!!!
なので、我慢して働くのも1つの手です。
我慢して働き続ける注意点
注意点として、我慢できないと感じたときはすぐにでも仕事を辞めること!
すべての職場で我慢すれば状況が良くなるわけではありません!
臨機応変に考えを変えていくことが重要です。
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店舗の異動をお願いする
店舗の異動を上司にお願いしてみましょう。
特に人間関係の問題が重症の場合、「事情と証拠」をもって異動願いを出せば、比較的受理されやすいです。
会社側も仕事ができる人材を人間関係でやめさせたくないからです。
人間関係・残業が多い時は上司に店舗異動を依頼しましょう。
転職する
新卒で薬剤師を辞めたいと思うのなら、まずは転職の準備を始めてみることをオススメします。
特に
- 給料が低い
- 教育体制が整っていない
- 残業が多い・拘束時間が長い
と不満を持っているならなおさら!
今後の将来性を見据えるのなら、まずは転職の準備を始めてみることをオススメします。
転職するときの準備について
転職の準備とは
- 転職先の薬局の情報収集
- 第二新卒が使えるかどうかの確認
- 薬剤師転職サイトの登録
特に薬剤師転職サイトの登録は無料です。
また、良い条件の求人はすぐになくなるのでできるだけ早く登録しておいたことをオススメします。
新卒薬剤師がすぐにやめるメリット
新卒薬剤師がすぐに辞めたときのメリットは下記の通り
新しい環境で再スタートできる
もし現在の職場で不適切な環境や人間関係を感じているのであれば、早期に転職することは新たな再スタートのチャンスとなります。
新しい職場では自身に合った職場環境や人間関係を見つけることができ、仕事に対するモチベーションや充実感が高まるでしょう。
早めに辞めることで、出鼻をくじかれた時間を早めに取り返せますよ!
薬剤師として働く上で良好な職場環境は重要です。
転職によって新しい環境に身を置くことで、自身の力を最大限に発揮し、キャリアを築くことができるはずです!
なので、転職先の選択も重要視してください。
なにが不満だったかを書き出して、解決できる職場を選びましょう!
不満やストレスの解消できる
もし現在の職場で業務や環境に不満やストレスを感じている場合、早めに辞めることは問題を解消するための一つの選択肢です。
ストレスの多い職場で働くことは心身の健康に悪影響を及ぼすので、自分の健康を優先することも重要です。
また、職場での不満やストレスは長期的に影響を及ぼすことがあります。
なので、早めに辞めることで自分の健康を守りつつ、職場の不満を全て解消できるってことですね!
薬剤師としてのキャリアは長く続くので、自分にとって満足できる職場を見つけることが重要ですよ!
自己成長できる
転職は新たな環境での挑戦でもありますが、その中には自己成長の機会も存在します。
早かれ遅かれ薬剤師はいづれ転職します。
今の時代、ずっと同じ職場にい続ける薬剤師は非常に珍しいんです。
なので、いづれ経験する転職を早めに経験できるメリットがあります。
また、新しい職場での業務を通じて、自己成長の機会を得ることができます。異なる職場での経験や課題に直面することで、自身の能力やスキルを高めることができるでしょう。
前の職場にはなかった働き方も早めに学べるので、薬剤師として視野が一気に広がりますよ!
薬剤師としての成長は、幅広い経験と学びを通じて築かれます。異なる職場や業務で働くことによって、新たな知識やスキルを習得し、薬剤師の専門性を深めることができます。
なので、新卒薬剤師が早期に転職することは「悪」ではありません。
辞めたいときに辞めて職場を変えましょう!
新卒薬剤師が転職するときのコツ3選
新卒薬剤師が退所・転職する際のコツを簡単に紹介していきます
詳しいことは下記記事をどうぞ
退職日はあらかじめ決めておく
退職日をあらかじめ決めておきましょう。
退職日を決めておくことで、日数から逆算して引継ぎなどの日程の調整ができるからです。
退職日までにしておきたいことは下記の通り
- 上司に退所の報告+退職届の提出
- 業務の引継ぎ
- 必要に応じて:健康保険・年金・税金の手続き
退職日を明確にしておかないと、後からバタバタします
退職日を事前に決めておきスムーズな段取りで退所しましょう。
働きながらの転職活動は結構難しい
今の職場で多忙の状態ならば、働きながらの転職活動は難しいです。
多忙のため、面談の時間が取れない、取れても時間が短いという状況で効率よく転職活動を進めていけない状態となります
ですので、退所を決断してから動き始めるのでは少し遅いです。
退所を少し迷っている状態の時から、薬剤師転職サイトの登録などで動き出すことをおススメします。
退所決断前なら。良い案件があれば、面談の時間も取れるように日程が調整しやすいですし
案件がないのなら、退所を引き延ばせることもできます。
柔軟に動けるうちの退所・転職の行動に少しずつ移していきましょう。
現職で得た経験を洗い出しておく:メモしておくと役に立つ
現職で得た経験を洗い出しておくが重要です。
なぜなら、転職での面接で経験を聞かれるからです
聞かれる内容は
- 成し遂げたこと
- 失敗したこと
- 人間関係
- 上記に関連する具体的な加算・数値
いざ面接となって準備しておかないとなかなかはっきりと答えずらい情報ばかりです。
特に新卒ならば数字化するのも難しいはずです。
なので減sにょくでの経験、数値化できそうなものは事前にメモしておくと転職活動の役に立ちます
答え方、数値、目標達成率によっては給与UPも見込めます
まとめ:新卒薬剤師が転職するなら早めに動き出そう
以上が新卒薬剤師がやめたい理由でした。
退所・転職するなら決断する前から行動しておきましょう。
特に最初にするのは薬剤師転職サイトの登録です。
無料で登録できるので、負担がかからず退所・転職活動の1歩目が踏み出せますよ!
薬剤師におすすめの転職支援サイトは、下記です!
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