悩む薬剤師さん・MRはやめとけってよく聞く
・やめたい。。。
・どうしたらいいのかな。。。
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容は下記の通り
こんにちは！ユムと申します！
- 薬剤師＆ブロガー
- 調剤併設型ドラッグストアで管理薬剤師の経験あり
- 残業月2時間以内のホワイト薬局に勤務中
- 残業月30時間以上で過労の経験あり
本記事では
MRを辞めたいと感じたときの対処法を紹介していきます。
本記事を読むとMRやめたいと感じる原因と対処法も学べますよ！
ぜひ最後までご覧ください！
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「MRはやめとけ」と言われる理由は？
MRはやめとけと言われる理由は下記の通り
インターネットが普及してきたから
インターネットの普及でMRは不要と言われてます。
インターネットの普及で、知りたい情報をオンラインで入手できるようになったんですよね！
また、オンライン上での情報交換やコミュニケーションも行われるようになりました。
zoomとかがそうですね！
これにより、医師が簡単に情報を収集し、製薬会社の製品に関する知識を得れるようになりました。
MRに聞かなくても自分で調べれるんですよね。
上記理由によってMRは不要と言われています。
AIが普及してきたから
AIが普及してきてるため、MRは今後不要になると言われています。
最近ではChatGPTなどAIが普及してきてますよね。
なので、今後確実にMRの働き方にAIが導入されます。
例えば、今まで時間がかかっていた資料作成にAIを導入することで、圧倒的な速度で業務が片付く未来が来ています。
ほかにもアポにもAIを使うことで効率的に業務を済ませることも可能になるかと。
そうなると大量のMRは不要になり、人件費削減からリストラ候補にあがることも考えられます。
上記の理由からMRはAIによって不要になるからやめとけと言われています。
AIによってMRも薬剤師も淘汰されると言われています。
詳細は【薬剤師はAIのせいで仕事がなくなる？】そうなる前に知りたい対処法でどうぞ
MRの働き方が変わってきているから
MRの働き方が変わってきているのも理由の1つ。
- 接待の廃止
- 添付文章以上のことも説明を禁止
- オンラインワークの普及
などなど。
たとえば、コロナでMRが医療現場に来なくても、業務は普通に出来ると証明されてしまいました。
つまり、MRが対面で出来ることが確実に少なくなったということ。
上記理由により、MRとしての働き方が狭まってきているため、やめとけと言われています。
MRのリストラが増えているから
MRのリストラが増えてるのも理由の1つ。
MRの「リストラ」「早期退職制度」によってMR数は減少しています。
そんな現状もあり、MRはやめとけと言われています。
スキルがないと将来性がない
MRの転職では、明確なスキルがないと不利になるんですよね
なぜなら、会社は特化したスキルをもった人材を欲しているからです。
たとえば、オンコロジーに特化していたり、領域以外では人とのコミュニケーションに特化していたり。。。
どんな領域でも浅く広く知っている人材は求められていません。
なので、数年で特化した領域のスキルアップを目指した転職が増えています。
もしあなたに「MRとしての強みはなんですか？」の質問に、すぐに答えられない人は要注意です。
会社によってはブラックなこともある
「MRはやめとけ」と言われる理由の一つに、会社によっては勤務形態が過酷な場合があげられます。
一部の会社では過重な業務や長時間労働が求められ、ブラックな労働環境となることがあります。そのため、MRを避ける人もいます。
たとえば、アステラス製薬は残業時間23時間、
協和キリンなら10時間です。
会社が違うだけで10時間以上も残業時間が変わってきます。
ただし、すべての会社がブラックではなく、営業職にはインセンティブを目指して自ら激務をする人も存在します。
MRはボーナスが年収の比率を大きく占めるので、営業成績でボーナス額が結構変わってきます。
結局のところ、MRは会社によって大きく異なる労働環境を持つため、個人の志向や適性に合うかどうかが重要です。
将来のキャリアや生活スタイルについて考え、適性を見極めることが重要です。
MRはストレスがかかるからやめとけと言われる
MRは営業職の中でも特にストレスがかかる仕事です。
具体的には下記の通り
ノルマが厳しい
MRでは一般的にノルマが設定されます。
ノルマの具体的な数字は企業によって異なりますが、未達の場合にはペナルティが課せられることもあります。
一部の企業ではボーナスが減ることもあるんですよね。。。
そのため、生活の維持に対するプレッシャーを感じてしまいます。
また、職場のパワーバランスも関係してきて、働きづらさを感じます。
営業職は結果が求められるため、そのプレッシャーと責任は重いです。
ノルマを達成のために見なし残業も珍しくないです。
ただし、ノルマに達成感を感じる人や成果によって収入が増えるメリットは人にとっては魅力的な職業とも言えますね！
ノルマを達成できればその分、給料に反映されるのでインセンティブが欲しいなら適した職業です。
転勤が多い
MRは転勤が頻繁に行われます。
転勤の頻度や範囲は企業や業界によって異なりますが、一部の営業職では数年ごとに異動があります。
特にMRは全国転勤がある職業なので、転勤は多いほうです。
転勤が多いと、家族や友人との関係や生活の安定に対してストレスを引き起こす要因になります。
なぜなら、新しい土地や環境になじむ必要があるから。
また、転勤によって仕事や職場環境が大きく変わることもあります。
新しい営業エリアや顧客に対する理解や関係構築に時間がかかることや、新しいチームや上司との調和を図る必要が出てくることも。
転勤ごとに関係がリセットされて一から始めないといけないのが本当に面倒なんですよね。
上記の理由から転勤はストレスがかかるため、転勤の多いMRはやめとけと言われています。
医師との対応でストレス
MRは医師との関係構築において、ストレスを感じることがあります。
医師は時間が限られており、多忙なスケジュールを抱えているため、MRが時間を上手く使う必要があるんですよね。
営業には信頼や信用を築くことが重要ですが、医師との信頼関係は難しいです。
やはり変わっている先生もおおいですからね。。。
また、医師は多くの情報がある中で適切な情報を選ばないといけなくて、MRの提供する情報に対しても慎重な姿勢を持っています。
さらに、競合他社のMRとの差別化や競争もあります。医師の関心を引きつける情報やアプローチ方法を見つけることが求められます。
なので、医師との数分の面会のために数時間廊下で待っていたり、競合に負けないようにプレゼンを考えてきたり。。。。
上記の理由があるので、MRはやめとけと言われています。
人間関係のストレス
MRは、顧客の医師や上司、同僚との円滑な人間関係が非常に重要。
顧客からのクレームや不満、上司や同僚からのプレッシャー、チーム内での人間関係の摩擦などは、MR特有のストレス要因となります。
MRの目標は、個人の努力だけで達成できるものばかりではないです。
チームとの連携や協力が不可欠な場合もあります。
そんな時に適切なコミュニケーションや協力関係を築かないと、目標達成に向けた業務においてもストレスを感じることがあります。
人間関係のトラブルやコミュニケーションの不足は、仕事の効率にも影響を及ぼす可能性があります。
円滑な人間関係を築くためには、コミュニケーション能力や協調性を高める努力が必要です。
なので、コミュニケーションが苦手だったり、人との付き合いがうまくない人にとってはMRはやめといたほうがいいと言われています。
MRの将来性への不安：MR数の減少
近年、オンラインやデジタルツールの導入による効率化が進み、製薬企業におけるMRの数は飽和状態となっています。
これにより、製薬各社では支店の廃止や希望退職・早期退職の募集など、MR職の業務体制の見直しを進めています。
過去のデータからも分かるように、MRの数は減少傾向にあります。
さらに、スマートフォンやインターネットの普及により、一般的な営業やマーケティング手法がデジタル化されています。このため、伝統的なMRの営業スタイルに違和感を覚える医師も増えています。
また、コロナ禍による制約やオンライン情報の入手可能性の増加も、医師にMRの必要性を減らす要因となっています。
これらの社会的な変化がMRの将来性に不安を抱かせる要素となっていると言えます。
上記の理由からMRはやめとけと言われています。
つらくてもMRで働くメリット
MRで働くメリットは下記の通り
高年収
MRは営業職の中でも特に高年収です。
厚生労働省のデータによると、MRの平均年収は約544.7万円。
国税庁が行った令和2年分の「民間給与実態統計調査」では、日本の給与所得者の平均給与は約433万円です。
一般の職と約100万円も差があるんですよね。。。
また、大手の製薬企業になればもっと年収があがります。
アステラス製薬だと平均年収1,000万円と言われてます。
MRは高年収であるメリットがあります。
医療に特化した知識が手に入る
MRのメリットは、医療業界に特化した知識が得られることです。
MRは医師や薬剤師など医療関係者と頻繁に接触し、医療に関する情報や知識を提供します。
そのため、医療の最新動向や薬剤の効果・副作用について幅広い知識を習得できます。
また、医療業界での経験と専門性が高いため、将来的なキャリアアップの機会があります
例えば、製薬会社内での昇進や、医療関連の他の職種への転身などが可能です。
薬剤師免許を持っているとMR→ドラッグストアなどの年収の高い薬剤師への転職が多いですね
昔だと、MRと医師が繋がって薬局の開局とか。
医療業界の知識を活かし、さまざまなキャリアパスを選択できる点が、MRの魅力の一つと言えます。
インセンティブが大きい
MRのメリットの一つは、成果が数字で評価されることです。
営業成績に応じて報奨金やインセンティブを得ることができるため、成果を直接反映させることができます。
これにより、自己実現や成長を感じやすく、やりがいを持つことができます。
特に外資系製薬会社では、インセンティブの割合が大きく、年収に大きな影響を与える要素となります。
インセンティブ以外にも成果給の割合が高い場合、社内での年収の差が大きくなることもあります。
このように、成果主義の環境において、営業成績を通じて報酬を得ることができるため、やりがいと経済的な報酬が両立しやすいと言えます。
MRを辞めていい人
MRを辞めていい人の特徴は下記の通り
生活を安定させたいと思った時
転勤の多いMRの職業では、一つの地域に長期間居住することは難しいです。
転勤により頻繁に移動することで、定住や生活の安定を図ることが難しくなる場合があります。
転勤が苦痛ではなく、新たな地域での刺激を求める人にとっては魅力的な職業かもしれません。
しかし、一つの地域に腰を落ち着けて生活をしたいと思う人にとっては、精神的な苦痛を引き起こす可能性があります。
もし生活を安定させたいのであれば、ある程度の経験を積んだ後にMRの職業を離れることを検討することが適切かもしれません。
結論として、転勤の多いMRの職業は、好奇心旺盛で新しい環境への適応力がある人には魅力的かもしれませんが、一つの地域に安定して生活を築きたい人には苦痛になる可能性があります。
常に暗い気持ちになってしまう人
常に暗い気持ちになってしまう人もやめた方がいいです。
精神的に抑うつ状態になっている可能性があります。
長めの休暇を取るか、やめた方が体のためになります。
まずは転職サイトに登録だけしておくと良いでしょう。
寝れない・寝ても疲れが取れない人
慣れない・寝ても疲れが取れない人も上記項目と同じで、心身的に疲れている状態です。
長めの休暇を取るか、やめた方が体のためです。
まずは転職サイトに登録だけでもしておくことをお勧めします。
MRがつらくて続かない時の対処法
MRがつらい時の対処法は下記の通り
とりあえず成果が出るまで続けてみる
どんな仕事も最初は苦しいものですが、成果が出ると楽しく感じることがあります。
最初は慣れない業務やプレッシャーに苦しむかもしれませんが、努力と忍耐を重ねて成果を上げると、達成感や自信が生まれ、仕事に対するモチベーションも高まります。
自分の成長を実感できることで、仕事自体が楽しくなることもあります。
重要なのは、最初のつらさを乗り越えて、目標に向かって努力を続けることです。
結局慣れなんですよね。。。
成果を出すためには、学びや経験を積み重ねることが必要ですが、その過程で自分自身の成長や能力の向上を実感できるでしょう。
上司に相談する
成果が出なくて悩んでいる場合は、成果を出している上司や同僚に相談することがおすすめです。
どのようなアプローチや工夫をして成果を上げていたのかを聞くことで、問題解決のヒントを得ることができます。
また、同じ境遇にいた上司がいる場合もありますので、彼らに自分の悩みや困難を相談してみましょう。
上司はあなたの成長と仕事の成果を重視しているはずなので、適切なアドバイスやサポートを提供してくれるでしょう。
特に人間関係などの問題で辞めたいと感じてるなら、異動願いを出すことも検討してみてください。
会社側も人材の定着を重視しており、能力のある人材を人間関係の問題で失いたくないでしょう。
人間関係や残業の負担が大きい場合には、上司に相談して適切な対策を打ち出すことが重要です。
転職する
MRを辞めたいと思うのであれば、まずは転職の準備を始めることがおすすめです。
転職の準備としては、転職先の薬局についての情報収集や自身の経験や成果を整理することが重要です。
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また、転職先を探す際には、自身のスキルや希望条件を考慮しながら、将来的な展望も考えましょう。
日本経済も上向き傾向にあり、人手不足の企業も多いため、適切なアプローチであれば転職は可能です。
もし自分の希望や適性が分からない場合は、転職エージェントに相談し、キャリアコンサルタントからアドバイスを受けることがオススメです
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