・管理薬剤師と薬局長の違いってなんだろう
・それぞれのメリットとかあるのかな?
こんな悩みにお答えします
こんにちは!ユムと申します!
- 薬剤師&ブロガー
- 調剤併設型ドラッグストアで管理薬剤師の経験あり
- 残業月2時間以内のホワイト薬局に勤務中
- 残業月30時間以上で過労の経験あり
本記事では
【管理薬剤師と薬局長の違い】に関して紹介していきます
わたしもDsで管理薬剤師して、いろんな薬剤師と触れ合った経験から執筆しています。
ぜひ最後までご覧ください
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管理薬剤師と薬局長の明確な違いとは
管理薬剤師と薬局長の明確な違いがあります。
それは「薬事法で定められているのが管理薬剤師」ということ。
管理薬剤師は薬事法によって「調剤薬局には責任者として必ず一人管理薬剤師を置かなければならない」と決められています。
その反面、薬局長はとくに法で決めれておらず「会社が勝手に作った役職」です。
ですので、法的に必要なのが管理薬剤師
会社が作った役職が薬局長です。
なぜ管理薬剤師と薬局長を分けているのか?
管理薬剤師と薬局長を分けている理由は「役割分担」のためです。
処方箋枚数月に1000枚までの店舗ならば「管理薬剤師=薬局長」のところが多いです。
しかし、月に5000~1万枚を超える処方箋を受け取っている大型店舗ならば、管理薬剤師の業務量が膨大となります。
- 在庫管理
- 在宅業務
- クレーム対応
- ドクター往診
- シフト作成
- 人的コントロール
などなど
月1万枚の外来もやって、薬局の管理もすると大変なので、薬局長という役割を作って業務を分担しています。
薬局長と管理薬剤師はどちらが偉いのか
薬局長と管理薬剤師はどちらが偉いのか気になりますよね。
結論から「店舗による」です。
管理薬剤師の方が法的に必要なので偉い場合もありますし、名だけの管理薬剤師の場合は、薬局長が偉い場合もあります。
薬局長と管理薬剤師はどちらが偉いのかは会社や店舗によるが正解です。
わたしは薬局長の方が立場が上の場合が多かったですね。
薬局長が複数の店舗のマネジメントをしている場合もあるので、統計を取れば薬局長の方が界隈では立場が上なのかもしれませんね。
管理薬剤師や薬局長になるデメリット
管理薬剤師や薬局長になるデメリットは下記の通り
業務量が増える・責任や負担が増える
管理薬剤になることで責任や負担が増えます
なぜなら、通常の外来業務だけでなく、現場の管理・責任もしないといけなくなるから。
患者のクレーム対応や薬局内のトラブルも責任をもって解決しないといけなくなります。
管理薬剤師や薬局長になれば業務量も増え負担が今まで以上にかかることがデメリットです。
異動できない
管理薬剤師になれば店舗の異動ができなくなります。
なぜなら、所属店舗の管理をするために任命されているから
また、管理薬剤師は加算算定のために長期間所属されるためにそう簡単には異動ができなくなります。
取れる加算は
- かかりつけ薬剤師
- 地域支援体制加算
- 連携強化加算
などなど
加算が取れる管理薬剤師を異動させてしまえば薬局の売り上げが大きく影響します。
たとえば、地域支援体制加算2の場合で月に1000枚処方箋が来るなら
470×1000×12=560万円。
年間で560万円の損失となります
上記の理由から管理薬剤師は異動が出来ません。
店舗異動が出来ないデメリット
ずっと同じ店にいなければいけないデメリットは
- 人間関係が悪化すれば最悪
- 同じ処方・似た薬剤ばかり扱うので、知識が増えない
- 飽きる
店舗異動を極力したくないと思うかもしれませんが、何かあった時に移動できないのは最悪です。
副業が出来ない
管理薬剤師は副業が出来ません。
なぜなら法律で定められているから
薬機法により「薬局の管理者はその薬局以外で薬事に関する業務をしてはならない」となっています。
日本では終身雇用が崩壊すると言われていて、個人で稼ぐ力を付けなくてはいけません。
世間では副業ブームとなっていてもできないのが管理薬剤師のデメリットです。
>>【薬剤師はオワコン?】将来性や問題点について現役薬剤師が解説
管理薬剤師や薬局長になるメリット
管理薬剤師・薬局長になるメリットは下記の通り
給料が上がる
管理薬剤師になることで給料が上がります。
管理薬剤師手当が各会社に決められていて、約3000~1万円/月はもらえるようになります。
薬剤師の昇給だけでは周りと給料の差がでにくいです。
しかし、管理薬剤師になることで年収の大幅なUPが期待できます、
キャリアアップが目指せる
管理薬剤師になることで今後のキャリアアップに期待が出来ます。
なぜなら、管理薬剤師は薬局のマネジメントの最初の一歩だからです。
管理薬剤師として薬局内の人をマネジメントできると判断できれば、次は薬局を数店舗マネジメント。
それが出来れば、次はエリア。次は県全体と言った風にステップアップにつながります。
管理薬剤師は「このひとは出来る」と判断されないと任命されません。
管理薬剤師はキャリアアップの手掛かりになるメリットがあります。
転職に活きる
管理薬剤師を経験することで転職に活きます。
なぜなら、薬局の求人によっては「薬局管理経験〇年以上」「即戦力:管理薬剤師経験以外不可」といった記載もあります。
管理薬剤師を経験していないだけで受けれる求人数が減ってしまいます。
また、管理薬剤師を経験していると面接時のアピールポイントにもなります。
上記に理由から管理薬剤師は転職に活きるメリットがあります。
管理薬剤師・薬局長になりたくないと思った時にするべき解決策
薬剤師として働きたくないと思った時にするべき解決策
下記の通り
- 管理薬剤師をしなくても良い職場で働く
- 副業して給料を上げてみる
- 管理薬剤師を絶対にしないと上司に相談する
解決策①:管理薬剤師をしなくても良い職場で働く
管理薬剤師がノルマではない職場で働くことが1つ目の対策です。
いわゆる「転職」です。
転職までしなくても、、異動じゃダメ?と思うかもしれません。
しかし、店舗を異動しても同じ会社や系列なら結局管理薬剤師をやれと言われてしまので意味がないです。
管理薬剤師を強制されない職場
下記の通り
- 在宅特化の薬局
- 病院
もしあなたが管理薬剤師以外の悩みで「残業も多くて、手取りも少ない、会社の今後も不安」と感じるなら、より転職がオススメ。
転職することで仕事も楽になり手取りも増えた薬剤師をドラッグストア勤務中に死ぬほど見てきました。
話を聞くとやはり個人経営に近い薬局の職場環境は劣悪でした。
あなたの今の職場の環境は世間からする普通じゃない可能性もあります。
オススメは薬剤師転職サイトの利用
メリットは以下の通り
- 現時点の薬局事情が知れる
- 転職にかかる時間と労力が減らせる
- 多くの求人数を見れる
- 給与交渉で条件が良くなる
- 職場の内情を調べてくれる
1人ではできないことが多く、メリットだらけなので薬剤転職サイトを利用しないのは損です
オススメは無料で登録できる薬キャリです。
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解決策②:副業して給料を上げてみる
管理薬剤師をしないと給料が上がらない!キャリアアップもしたい、、、
けど業務量をこれ以上増やすのは、、、
って思うのなら薬剤師以外の手段で稼ぐと良いです。
オススメは「ブログ」です。
ブログは文字を書くだけで記事を量産出来て、その記事は資産となります。
薬剤師は普段からSOAPを書いているので、ブログを書くのに抵抗は少ないと思います。
下記記事が参考になると思いますのでぜひどうぞ
解決策③:管理薬剤師を絶対にしないと上司に相談する
管理薬剤師をしないと上司に相談しましょう。
もちろん簡単には上司も納得しません。
「家庭の都合で」「異動でいろんな店舗を経験して薬剤師としてスキルアップしたい」など、
それっぽい理由をつけて説得しましょう。
管理薬剤師を絶対にしないと上司にいうデメリット
デメリットは会社からの評価が下がることです。
昇給が減るのはもちろんのこと、今後のキャリアアップにも影響が出る可能性があります。
評価を下げたくないのなら「上司に管理薬剤師は嫌だ」と伝えるのは最終手段としましょう。
解決策④:薬剤師として働かない選択をする
今後、調剤報酬の改定によりかかりつけ薬剤師や在宅への移行が進むのは確実です。
ですので、今よりいっそう管理薬剤師やかかりつけ薬剤師のノルマも厳しくなりますし、より負担が増えることを強いられていきます。
それが嫌なら薬剤師として働かない選択もおすすめです。
薬剤師として働いていない人も結構多い
薬剤師の資格は持ってるけど薬剤師として働いてないって方も結構多いです。
統計データも厚労省で産出されていて
- 医薬品関係(MRなど):4万人
- 大学の教授・講師:5千人
- 衛生行政機関・保健衛生施設:7千人
- 介護保健施設:1000人
- その他(無職・個人事業主・Youtuberなど):1.6万人
こう見ると以外と多いですよね。
薬剤師の転職サイトでは薬剤師業務以外の「薬剤師が働いている求人」も探してくれます。
登録も無料なので一度相談してみるといいですよ
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管理薬剤師・薬局長になるには
管理薬剤師と薬局長になる方法は下記の通り
会社からの評価を上げる
一番王道の方法です。
上司から「こいつは管理できそうだな」と思わせることが大事です。
そう思わせるポイントとして
- 薬局内での人間関係に問題なし
- 責任感がある
- 薬の知識がある
- コミュニケーション力がある
- 加算算定を取れる
- 新規で患者・在宅患者を取れる
- 売上・粗利などの数字に強い
などなど
上記を全部できる必要はありません。
どれか1つか2つをマスターできれば会社からの評価は上がり管理者や薬局長に任命されやすくなります。
転職して薬局長になる
求人によっては管理薬剤師・薬局長の募集がかかっていることも珍しくありません。
実績や経験年数は十分あるのに、薬局内のポジションが空かないのなら転職して役職につきましょう。
転職によって管理者の経験を積めるだけでなく、スキルアップ・年収UPも期待できます。
薬局長になるのは同じ会社である必要がないので視野を広げて転職も検討してみましょう。
管理薬剤師・薬局長の違いに関連したよくある質問
- 薬局長をやりたくないけどどうしたらいい?
-
対策は下記の通り
- 管理薬剤師をしなくても良い職場で働く
- 副業して給料を上げてみる
- 薬局長を絶対にしないと上司に相談する
デメリットとして特定の役職をしない選択をとると給与に響きがちです。
会社からの評価が落ちたり、手当が出なかったり、、、
ですので、上記の①か②がお勧めです。
詳細は管理薬剤師・薬局長になりたくないと思った時にするべき解決策で詳しく書いています。
- 管理薬剤師・薬局長の手当の相場はいくらですか?
-
手当の額は会社によります。
平均して3,000~1万円です。
管理薬剤師手当を5万円ほどもらえる会社は基本給が低い傾向にあります。
求人を見て管理手当がやけに高く感じたときは基本給を確認しましょう。
- 管理薬剤師・薬局長の年収は?
-
年齢によって異なりますが400~800万程度が平均だと言われています
- 管理薬剤師・薬局長の勤務時間は?
-
シフトに組まれるとの規定時間は同じです。
しかし、薬局内の管理やトラブル・シフト穴埋めのフォローなどで残業がつきやすい状態です。
なので、管理者になると勤務時間は10~20時間程度は伸びる傾向にあります。
- 中小薬局の年収は?
-
中小の薬局こそ年収のばらつきが大きいです。
中小は個人の能力次第でいくらでも年収が上がるので、在宅特化の薬局の場合年収1000万円越えの薬剤師もいます。
しかし、能力が低いと給料が上がらないしこき使われるデメリットもあります。
まとめ:管理薬剤師と薬局長の違いは法的に決められているかだけ。
以上が「管理薬剤師と薬局長の違い」でした。
特に退所・転職するなら決断する前から行動しておきましょう。
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