【忙しすぎる調剤薬局で限界】デメリット・対処法を知ろう

こんな悩みにお答えします

こんにちは！ユムと申します！

本記事では

忙しすぎる調剤薬局のデメリットや対処法を紹介していきます

わたしも1日40～50枚の完全一人薬剤師として働いていたので、経験を踏まえて執筆しています。

ぜひ最後までご覧ください

調剤薬局が忙しすぎると感じるポイント

調剤薬局で「忙しすぎる！」と感じるポイントは下記の通り

人手が足りない

「人手不足」が忙しいと最も感じるポイントです。

自分一人では対応しきれない業務量を抱えていると感じますね。

薬剤師は一人で40枚まで対応できると法律で決まっていますが、実際は非常にきついです。

たとえば、処方内容にもよりますが、「一包化」「疑義照会」が重なれば、簡単に待合がパンクします。

何度も経験ありますが、今すぐにやらないといけないことがたくさんありすぎて頭がおかしくなりそうですよね

そうした場合に、人手が足りずに忙しいと感じます

休みが取れない

休みが取れないことも忙しくて嫌になるポイント。

業務量が多く、カバーしなくてはいけないことがあれば、残業も増えて、希望休も取れずといったことにも陥ります。

希望休が取れずにプライベートを楽しめないしリフレッシュできないのがきつかったですね

残業が多い・業務量が多い

残業が続くと忙しいと感じます。

残業してもなかなか終わらない「薬歴」、したくてもなかなか手が付けれない在庫管理、、

身に覚えはありませんか。

営業時間が終わっても大量の薬歴、次の日の朝から残った薬歴の処理とかね

業務量・残業が増えれば「忙しい！」と感じやすくなります。

忙しすぎる調剤薬局で働くデメリット

忙しすぎる調剤薬局で働くデメリットは下記の通り

調剤過誤・ヒヤリハットの業務上のミスが増える

忙しい調剤薬局で働くと「調剤過誤・ヒヤリハットの業務上のミス」が増えます。

薬剤師が複数人いるなら、鑑査を他に任せてミスを防げますが、1人薬剤師ならそうはいけません。

1人で入力～鑑査・投薬まですることとなります。

1日30～40枚を完全1人でやっていた時期がありますが、倒れそうになります。

確認したのに「確認したつもりになっていて」ミスを見逃してしまいます。

薬局が忙しいとそうしても「ミスが多く」なってしまうデメリットがあります。

ストレスや疲労がたまる

調剤薬局が忙しいと「ストレスと疲労」がたまります。

なぜなら、薬剤師は完璧を求められるから。

こんな経験はありませんか？

• 患者に急かされ
• ミスが出来ない完璧を求められ
• 間違えると健康被害に繋がり
• 薬歴が積みあがっていき
• 課題もあり
• 残業もあり

頭にこれだけやるべきことがあれば、ストレスも溜まってしょうがないです。

薬剤師は薬局が忙しければ急がしいほど「ストレスと疲労」がたまります。

忙しすぎて健康に悪影響が出る

調剤薬局が忙しすぎると健康に悪影響が出ます。

具体的には下記の通り

• 考えすぎて寝れなくなる
• ストレスがたまりご飯を食べれくなる
• お腹が空かなくなる
• イライラすることが増える

一人薬剤師で消耗していたころ、上記のような経験をしました。

調剤薬局が忙しすぎると健康に悪影響が出ます。

限界が来ると鬱につながっていくでしょう。

キャリアアップやスキルアップに向けた時間が足りない

調剤薬局が忙しすぎるとキャリアアップやスキルアップに向ける時間が足りないです。

なぜなら、店舗の仕事をこなすのに精一杯になるから。

休みの日も休息に充てたいので、勉強する時間なんてありません。

忙しさにメリハリがある店舗なら、業務中に読者やリサーチで学習できるんですが忙しいと難しいです。。

調剤薬局が忙しすぎるとキャリアアップやスキルアップの学習ができないデメリットがあります。

自分の時間がない：趣味や家族の時間がない

調剤薬局が忙しすぎると自分の時間が全くなくなります。

なぜなら、残業で時間がなくなるうえに休みの日は何もしたくなくなるから。

わたしも経験ありますが、自分の時間を時給にかえて生きている感覚になります

薬局が忙しすぎると仕事のために生きている感覚になるデメリットがあります。

頑張っているのに給料が増えない

調剤薬局で一生懸命働いても給料は増えません。

どんなに忙しくても、暇でも同じ業務をこなしているだけでは昇給にはつながりません。

むしろ会社が違えば自分の会社より、暇そうにしている隣の薬局の方が給料が高いこともざらにあります。

薬局が忙しくて頑張っているのに、給料に不満があるなら「頑張っても給料が増えない」ことを再確認した方がいいかもしれません。

そこから新しい選択肢が増えるからです。

では下記から調剤薬局が忙しい時の対処法を紹介していきます。

忙しすぎる調剤薬局の対処法

忙しすぎる調剤薬局の対処法は下記の通り

仕事の優先順位をつける

調剤薬局の忙しさを軽減するためには、まず業務の優先順位を明確にすることが重要です。

重要度や緊急度に応じて仕事を整理し、高優先の業務から取り組むことで、効率的に業務を進めれます。

異動願いを出す

所属店舗がとにかく忙しい場合は上司に異動願いを出しましょう。

チェーン薬局ならば正当な理由があれば比較的異動はしやすいはずです。

正当な理由とは

• 忙しすぎて健康被害が出てる：診断書があるとなお良い
• 忙しすぎてミス対策しているのにミスを連発している
• 人手が足りない：根拠として技術量、処方箋枚数のデータを提示すると良い

ただ願いを出すだけでなく、根拠と原因を付けて提出しましょう。

これで移動できない場合は下記を参考にしてください

転職する

忙しいのに異動ができない、業務と給料が見合っていない場合は転職を検討しましょう。

1つポイントとして「転職を自分1人で選んではいけません」

なぜなら、1人では自分に合う薬局をリサーチできても、その情報が本当なのかどうかが判断できないから。

なので、1人で転職先を選ばずに「薬剤転職サイト」を利用しましょう

薬剤転職サイトを使うメリット

メリットは以下の通り

• 転職にかかる時間と労力が減らせる
• 多くの求人数を見れる
• 給与交渉で条件が良くなる
• 職場の内情を調べてくれる

1人ではできないことが多く、メリットだらけなので薬剤転職サイトを利用しないのは損です

オススメは無料で登録できる薬キャリです。

忙しすぎる調剤薬局のメリット

忙しすぎる調剤薬局はデメリットはばかりではありません。

メリットは下記の通り

業務を効率よくこなす能力が身につく

忙しすぎる薬局で働いていると業務をこなす能力がすごく伸びます。

なぜなら、効率よく仕事しないと業務が回らなくなるから

自然と効率の良いやる方を模索しているので、業務効率化の能力が身に付きます。

この能力があればどこの薬局でも応用できるので、おススメです。

業務を効率よくこなす能力のデメリット

余談ですが、業務効率化の能力を持っていると感じるデメリットは

効率よく仕事できない薬剤師にイライラする

です。

なぜなら、自分のやり方が最も早く完璧にできるから。

効率の良いやり方、やるべき優先順位が分かっていない薬剤師とともに働くと遅くなるし、効率も悪くてイライラ、、、

他人にストレスを感じやすくなってしまうデメリットがあります

どこの薬局でも忙しいと感じにくくなる

忙しい薬局で働いているとどこの薬局で働いても忙しいと感じにくくなります。

なぜなら、忙しかった薬局の方が100倍つらくてしんどかったから。

つまり、忙しい薬局でメンタルが鍛えられていました。

そうした、つらくてきつかった経験を得られるメリットが忙しすぎる薬局にあります。

忙しすぎる調剤薬局に関連したよくある質問

薬剤師の忙しい時期はいつでしたか？

10月から2月くらいの冬が地獄でしたね。

おそらく薬局の繁忙期は冬なのでどこも似たようなものかと

薬剤師の忙しい時間帯はいつでしたか？

面調剤だったので、固定の忙しい時間はありませんでした。

忙しい時は1日中処方箋が来ている感覚です。

処方箋枚数が何枚からが忙しいと感じますか？

処方内容にもよりますが、

• 25枚以上：結構忙しい
• 30枚以上：忙しい
• 35枚以上：だいぶ忙しい
• 40枚近く：目が回るくらい忙しい、薬歴なんて手も付けれていない状態

一概に上記のようだと言えませんが、疑義照会や一包化が加われば処方箋枚数以上の忙しさを感じます

まとめ：忙しすぎる調剤薬局が嫌なら異動願いか転職を考えよう

以上が忙しすぎる調剤薬局のデメリットや対処法でした。

特に退所・転職するなら決断する前から行動しておきましょう。

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