・薬剤師は飽和するって聞いて不安になってきた。
・薬剤師の将来性について教えて欲しい
こんな悩みにお答えします
こんにちは!ユムと申します!
- 薬剤師&ブロガー
- 調剤併設型ドラッグストアで管理薬剤師の経験あり
- 残業月2時間以内のホワイト薬局に勤務中
- 残業月30時間以上で過労の経験あり
薬剤師は飽和すると良く聞くけどどうなんだろう?と悩んでいませんか?
もし本当に薬剤師が飽和してしまうと価値のない薬剤師から次々とリストラされるようになる可能性があります。
そこで本記事では
薬剤師は本当に飽和するのか?将来性に関して紹介していきます
本記事を読むことで、薬剤師が飽和するのか、
また、飽和しても大丈夫なようにするためにはどうするべきかがわかるようになりますよ!
ぜひ最後までご覧ください。
結論から言うと、「飽和しないが、使えない薬剤師はどんどん不要になっていく」です。
使えない薬剤師にならないためにこの記事で学んでいきましょう!
こんな不安はありませんか?
- 自分のアピールポイント がわからない
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- 在職中でなかなか時間が取れない
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薬剤師は飽和するのか?
結論から、今のところ「薬剤師の飽和はしない」です。
なぜなら、薬剤師の需要は年々下がるどころか、高まっているからです。
薬剤師は薬のエキスパートとしての活動出来て、市場でも常に人手不足の状態です。
下記グラフは薬剤師の需要を現しています
グラフから薬剤師の需要が右肩上がりに推移しているのが確認できます。
上記から薬剤師の需要は尽きないため、薬剤師は飽和しないと考えられます。
間違った考え:薬剤師であれば一生安泰ではない
薬剤師は需要がなくならないと言いましたが、だからと言って安心していいわけではありません。
薬剤師になれば一生安泰の時代は終わりました。
理由として
- 後期高齢化が今後加速する
- 対人業務の需要が伸びる
- 調剤報酬の改定が続く
- 薬価改定の改定が続く
- 薬局の売り上げが下がりつづける
- 終身雇用の崩壊
上記の通り
ですので、「薬剤師になれたから安心!」とサボっていればすぐにオワコン薬剤師になります。
需要がある薬剤師はコミュニケーションがあり、日々情報をアップデートしている薬剤師だと再認識しておく必要があります。
>>【薬剤師はオワコン?】将来性や問題点について現役薬剤師が解説
薬剤師の将来性について
薬剤師は飽和しないと言っても将来性は明るいわけではありません。
理由は下記の通り
- 調剤報酬の改定
- 薬価改定による薬価の引き下げ
- 給料が上がらない
- 薬剤師がAIに仕事を取られる
調剤報酬の改定
薬剤師の将来性が問題視されている下人として「調剤報酬」があります。
なぜなら、調剤報酬の改定により今後ますます薬局の利益が下がっていくことが予想されています。
高齢化社会のため、医療費をいかに削減するためですね。
調剤報酬は2年に1度に改定され、調剤点数が下げられます。
つまり2年間隔で薬局の売り上げが物理的に下げられるということ。
薬局の売り上げが下がれば、働く薬剤師の給料が上がるどころか下がる可能性
調剤報酬の将来的な改悪のため、薬剤師は将来が明るくないと考えられます。
薬価改定による薬価の引き下げ
毎年、薬価が下げられることで薬剤師の将来性は高くないと考えられます。
薬価も医療費削減のために引き下げられています。
薬価引き下げによる影響は薬局に繋がります
具体的には、薬価引き下げにより薬代だけでは収益性が悪化し、薬局運営に響きます。
また、消費税増税もあるため、2重できつい状態となります。
このため、薬局運営・薬剤師は将来性は暗いです。
給料が上がらない
薬剤師は高給取りだと言われていまが、初任給だけです。
昇給は少なく、なかなか給料が高くなりません。
原因としては上記項目で解説した「調剤報酬と薬価の改定」のせいです。
それらにより、薬局の売る上げが将来的に下がり続けるため、今後も薬剤師の給料は上がりにくいと考えられます。
>>【年収が低すぎる薬剤師】給料が低い理由と年収アップの方法を解説
薬剤師がAIに仕事を取られる
AIにより薬剤師の仕事が取られる可能性があります。
AIに変わる仕事は
- 入力
- ピッキング
- 監査
- 疑義照会
- 薬剤調製
つまり調剤業務のほとんどがAIに変えれます。
>>【薬剤師はAIのせいで仕事がなくなる?】そうなる前に知りたい対処法
AIは対人業務が苦手
調剤業務のほとんどがAIに変わりますが、AIが苦手な分野もあります。
それが「対人業務」です。
調剤報酬も年々、対物から対人への加算へ移行しています。
つまり、今後対人業務が苦手な薬剤師はオワコンになる可能性があります。
調剤ができるという能力の需要がなくなるので、これからコミュニケーションのスキルアップが重要です。
薬剤師として働き続けるためのポイント
薬剤師として働き続けるためにも、薬剤師の「不安や疑問」をピックアップして理解しておくことが重要です。
主な不安材料は下記の通り
- 不安①:薬剤師として働き続けるにはどうするべきか
- 不安②:薬剤師以外の稼ぐ手段を身に着けるべきか:副業がオススメ
- 不安③:薬剤師として給料を上げるにはどうしたらいいか
不安①:薬剤師として働き続けるにはどうするべきか
今後薬剤師として働き続けるためには「価値を高める」ことが最も重要。
価値を高めるとは具体的に
- コミュニケーション力
- 薬剤師としての能力UP
- 会社に貢献できるスキル
コミュニケーション力
コミュニケーション力が重要なのは今更ですよね。
調剤報酬で対人業務への移行が進んでいる+AIに変われないスキルです。
薬剤師は口下手な人が多い職種なので、コミュニケーションが得意になるだけで薬剤師として一つ頭の出た存在になれます。
コミュニケーションに関しては下記著書がお勧め!ぜひどうぞ
薬剤師としての能力UP
薬剤師としての能力UPと言われても抽象的でわかりにくいですよね。
目に見えて分かるのは資格です。
- 認定薬剤師
- 外来がん治療認定資格
など世の中には薬剤師が取れる資格が多くあります。
薬剤師資格以外に使える資格を持つことは「一生使える武器」になります。
資格は薬剤師の能力UPに非常におススメです!
会社に貢献できるスキル
会社に貢献できるスキルがあればどこに行っても働けますし、重宝されます。
具体的なスキルだと
- 新規在宅患者の獲得
- かかりつけ薬剤師
- 在宅患者訪問管理指導・療養管理指導
などなど
上記のような普通の薬剤師に取れない加算を自主的に取りに行ける薬剤師は会社に最も恩恵を与えます。
ですので、薬剤師として需要が高まるため「会社に貢献できるスキル」の獲得は非常に重要です。
不安②:薬剤師以外の稼ぐ手段を身に着けるべきか:副業がオススメ
薬剤師としてスキルを上げるのに「不安・出来そうにない」と感じる方は薬剤師以外の手段で稼ぐと良いです。
オススメは「ブログ」です。
ブログは文字を書くだけで記事を量産出来て、その記事は資産となります。
薬剤師は普段からSOAPを書いているので、ブログを書くのに抵抗は少ないと思います。
下記記事が参考になると思いますのでぜひどうぞ
不安③:薬剤師として給料を上げるにはどうしたらいいか
薬剤師として給料を上げる最大の方法があります。
それは「転職」です。
あなたが「残業も多くて、手取りも少ない、会社の今後も不安」と感じるなら、より転職がオススメ。
転職することで仕事も楽になり手取りも増えた薬剤師をドラッグストア勤務中に死ぬほど見てきました。
具体的には病院→DSへの転職で多いです
転職した人から話を聞くとやはり病院は給料が安いし、個人経営に近い薬局は職場環境は劣悪でした。
あなたの今の職場の環境は世間からする普通じゃない可能性もあります。
オススメは薬剤師転職サイトの利用
メリットは以下の通り
- 現時点の薬局事情が知れる
- 転職にかかる時間と労力が減らせる
- 多くの求人数を見れる
- 給与交渉で条件が良くなる
- 職場の内情を調べてくれる
1人ではできないことが多く、メリットだらけなので薬剤転職サイトを利用しないのは損です
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薬剤師の飽和に関連したよくある質問
- 薬剤師になるデメリットは?
-
- 狭い職場環境なので人間関係が悪くなりやすい
- 薬局しか知らないので世間知らずになりやすい
- 給料が上がらない
といったデメリットがあります
- 薬剤師はどんな人が向いている?
-
個人的に感じる向いている人は
- 勉強が苦ではない
- 人と接するのが苦手ではない
- 几帳面
- 責任感が強い
ですね。
>>【薬剤師向いていなかったからやめたい】不毛な時間を過ごしていませんか?
【薬剤師向いていなかったからやめたい】不毛な時間を過ごしていませんか? ・薬剤師に向いていなかった・早く辞めたいけどせっかくとった薬剤師免許がもったいない・これからどうしたらいいのかわからない こんな悩みにお答えします こんにちは... - 薬剤師の年収は?
-
年齢によって異なりますが400~800万程度が平均だと言われています
- 結局薬剤師は飽和するの?
-
今のところ飽和の心配はありません。
年々薬剤師の需要が高まっています
まとめ:薬剤師は飽和しないけど、今のままの働き方なら将来性が低い件
以上が「薬剤師は飽和する?将来性に関して」でした。
特に退所・転職するなら決断する前から行動しておきましょう。
最初にするのは薬剤師転職サイトの登録です。
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